Hofner 500/1 World History Keith Custom
ポール・マッカートニー仕様への道

ボディ・トップ関連(2015年12月〜6月)

ボディ・トップ関連
実はここが最大のハイライトなのです!
ポールの使用機には、いわゆる特有の、「ポール使用機に入っているキズ」があります。今回のリフィニッシュと同時に、「ポールと同じ部分にキズを入れて欲しい」というお願いをKEITHさんに打診したのでした。それも快く受けてくださり、ポールと同じ部分にキズを入れて頂きました。

以下、その詳細を・・・。。

キズ入れ、その他
ポール使用機を参考に、フロントピックアップの位置を1mm程、リア寄りに移動して頂きました。
と同時に、近年のポールのHofnerの写真を元に、ボディにキズを入れて頂きました。

画像1は、ビートルズの頃に付いたキズとして有名で、ストラップを付けていた際に付いたキズを再現した物です。
画像2は、ポールが「親指弾き」をする際に、中指〜小指がこの部分に添えられた為に塗装が剥がれた部分で、現在のポール機はその剥がれがかなり広がっており、リアピックアップのエスカッション中央付近まで達しています。今回それらを全て再現して頂きました!

画像3では、ポール使用機と同様な感じに更にウェザーチェックを激しく入れて頂き、ポール機と同等にギラギラに光る様なボディになりました。まさに職人さんです!

画像1

画像2

画像3